about共育オアシスの目指すもの

ご挨拶
ご挨拶
エグゼクティブ・コーチの髙﨑文子です。
岐阜・愛知をはじめとした全国の経営者様、そしてこれから経営者として活躍されようとしている方々を、コーチングという形でサポートしています。

私が「経営者の伴走者」としてコーチングを提供している背景のひとつに、父の背中があります。
父は、運輸業界の大企業で現場の一社員から経営幹部、グループ会社の社長にまで上り詰めました。
読書や経営勉強会を通じて真剣に学び、人を育て、組織を導く力を磨こうとしていた父。
休日は自然の中で過ごすことも多く、山や海に連れて行ってくれたことを覚えています。

当時まだ子どもだった私にも、父はよく会社の出来事や悩みを話してくれました。
私は何の知識もなく、ただ聴くだけの存在でしたが、経営やマネジメントに自然と興味を持つようになりました。政治も身近なものでした。
社員の皆様との交流や、職場での働く姿、お客様の姿を見る機会も多く、大きなプロジェクトが動く瞬間というものに自分も子どもながらにワクワクしたことを覚えています。

しかし、残念なことに父の会社は2003年に経営破綻しました。
本業以外の多角化、経営構造の複雑化、その数年前にあった銀行の倒産、ニーズの変化etc. 様々な要因が重なってのことでした。
私はその頃遠方で出産を迎えたばかりだったため、父から直接多くを聞くことはありませんでしたが、ゆえにより一層自分の無力さを痛感したことを今でも覚えています。

実は私は学生時代も社会に出てからも多くの経営者が、なぜか私にだけビジョンや悩みを語ってくださる機会が多かったのです。
「ただの聞き役」だった私ですが、今振り返ると、経営者こそ心の内を語れる“聞き役”を必要としていたのだと感じています。

その後、私自身も現場責任者として、新規事業の立ち上げや店舗運営、営業企画に携わりました。
売上を大きく伸ばし、スタッフの育成にも成果を上げた経験があります。
社外コンサルタントから高い評価を受けたのは、経営視点での仕事への姿勢と毎月欠かさず提出していた詳細な報告書――つまり「PDCAを継続して回す力」でした。
それは、社長のビジョンを現場に落とし込み、自分の言葉で伝え、行動へとつなげていくプロセス。
経営そのものを「自分ごと」として捉え、成果にこだわり行動した結果でした。

この経験から私は、「思考の整理」と「継続的な内省」、そして「小さなPDCAの積み重ね」が、経営において極めて重要だと確信しました。また、どんな立場であっても、相談できる相手、壁打ち相手がいることは事業を前進させるものであると実感しました。
様々な形で経営に貢献できる手応えを感じたのもこの頃であり、コーチングと出会ったのもこのタイミングでした。

その後、会社の方針転換への抵抗感と子どもとの時間を大切にしたいと思いから退職。
コーチングを学び、コーチ業で独立を考えていた矢先、流れでフリースクールを立ち上げることになりました。
が、ここで私は、手痛い経験をします。

方向性もビジョンも曖昧なまま、前例もない中で事業をスタート。
PDCAを回すどころか、考える余裕もなく、気づけば自分の頭も心も整理できない状態に。
結果として、長く金銭的にも精神的にも苦しい日々が続きました。

しかし、ある時期を境に「自分は何のためにこの事業をしているのか」「どこへ向かいたいのか」と問い直しました。
そこから再び、小さなPDCAを丁寧に回す日々が始まり、少しずつ流れが変わり、現実が好転していったのです。

現在、フリースクールの運営は立ち上げ時から共に歩んだ若者に託し、バックサポートを行っています。
フリースクールを立ち上げたことは後悔していません。
日頃からコーチングを実践し続けることができましたし、自分にはなかった価値観の扉も開かれました。
その間にも、起業家や経営者の相談にも乗ってきましたし、私自身も話を聴いてもらう経験をしました。

私は「ビジネスを通じて人が幸せになる未来をつくりたい」という想いに立ち返り、
経営者にと共に歩むコーチとして生きていく道を選びました。

経営者やリーダーが成果を出し続けるために必要なのは、
明確なビジョン、思考の整理、継続的な内省、そして小さなPDCAの積み重ね。
そして、それを一緒に見つめてくれる「相談できる相手」の存在です。

AIが進化する今、情報収集や戦略の一部はAIが担えるようになってきました。
しかし、「自分は何者か」「何を望んでいるのか」という問いに向き合い、言語化し、行動へとつなげるには、
人と人との深い対話が不可欠です。困難な局面におけるストレスマネジメントも同様です。

私は、あなたの中にある理想や夢の「原石」を一緒に掘り起こし、
ビジョンを言葉にし、行動に変えていく過程に寄り添う存在でありたいと思っています。
経営者という孤独な立場にありながら、未来を切り開くあなたの伴走者として――。

ともに、理想を現実に変える旅に出ませんか?

髙﨑 文子

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共育オアシス マネジメントスクール

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